2011-10-13

OpenVPNのインストール手順

By Taro Yamazaki  |  23:00

UPDATE: OpenVPNで公開されているRPMを使ったCentOSへのインストール方法がこちらにあります。

OpenVPNはとても便利なツールですが、Linuxでのインストールで引っかかってしまうという方もいらっしゃるようです。今回は新規インストール直後のCentOS 6にOpenVPNをインストールする手順を解説します。

1. まずはシステムを最新の状態に

[root@localhost ~]# yum -y update

2. パッケージの作成やビルドに必要なツールをインストール

[root@localhost ~]# yum -y install wget gcc rpm-build
これらはダウンロードやRPMパッケージのビルドに必要になる標準的なツールです。
[root@localhost ~]# yum -y install openssl-devel lzo-devel pam-devel
これらはOpenVPNのビルドに必要な(依存関係にある)ファイルです。

3. OpenVPNのソースアーカイブをダウンロード

[root@localhost ~]# cd /tmp
[root@localhost tmp]# wget http://swupdate.openvpn.org/community/releases/openvpn-2.2.1.tar.gz
ひとまず/tmpにダウンロードしていますが、もちろん別の場所でもOKですよ。

ここまではほとんどyumだけで進められるのですが、この状態でOpenVPNのRPMパッケージをビルドしようとすると、「pkcs11-helper-devel は openvpn-2.2.1-1.i386 に必要とされています」というエラーが出てしまいます。pkcs11-helper-develはyumでインストールできないため、別途インストールする必要があります。

4. pkcs-helper-develのインストール

4-1. ソースアーカイブファイルのダウンロード

[root@localhost tmp]# wget http://www.opensc-project.org/files/pkcs11-helper/pkcs11-helper-1.09.tar.bz2

4.2 ビルド用にソースアーカイブファイルをコピー

[root@localhost tmp]# cp pkcs11-helper-1.09.tar.bz2 /root/rpmbuild/SOURCES/

4.3 アーカイブを展開

[root@localhost tmp]# tar jxf pkcs11-helper-1.09.tar.bz2

4.4 RPMパッケージをビルド

[root@localhost tmp]# rpmbuild -bb pkcs11-helper-1.09/pkcs11-helper.spec
これで2つのRPMパッケージファイル(pkcs11-helper-1.09-2.el6.i386.rpm、pkcs11-helper-devel-1.09-2.el6.i386.rpm)が/root/rpmbuild/RPMS/i386/に作成されます。

4.5 RPMパッケージを使ってpkcs-helper-develをインストール

[root@localhost tmp]# cd /root/rpmbuild/RPMS/i386
[root@localhost i386]# rpm -ivh pkcs*
準備中...                 ########################################### [100%]
  1:pkcs11-helper         ########################################### [ 50%]
  2:pkcs11-helper-devel   ########################################### [100%]
pkcs-helper-develのインストールが完了すると、OpenVPNのRPMパッケージのビルドが可能になります。

5. OpenVPNのRPMパッケージのビルド

[root@localhost i386]# cd /tmp
[root@localhost tmp]# rpmbuild -tb openvpn-2.2.1.tar.gz
これでOpenVPNのRPMパッケージファイルが/root/rpmbuild/RPMS/i386/openvpn-2.2.1-1.i386.rpmに作成されます。あとはこれをインストールするだけですね。

6. OpenVPNのインストール

[root@localhost tmp]# rpm -ivh /root/rpmbuild/RPMS/i386/openvpn-2.2.1-1.i386.rpm
準備中...                 ########################################### [100%]
  1:openvpn               ########################################### [100%]
はい、できあがりです!
RPMやyumなどのパッケージマネージャが活用できるとインストールも簡単ですね。

次回はOpenVPNを利用するための初期設定についてご紹介しましょう。続きはこちらです。

Author: Taro Yamazaki

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